🔳 “人生の後半のかかりつけ医”をめざして
近年、通院が困難な高齢者や障がいのある方に向けて「訪問歯科診療」を
行う歯科医師・歯科衛生士が増えています。
通えない方のために、自宅や施設まで出向いて治療を行う、まさに
“人生の後半のかかりつけ医”
こうした取り組みは、介護現場やご家族にとっても心強い存在です。
🔳 なぜ訪問歯科が必要なのか？
要介護の高齢者や寝たきりの方は、歯科医院に通うことが難しく、
口腔ケアが不十分になりがちです。
その結果、以下のような問題が起こる可能性があります。
・誤嚥性肺炎などの感染症リスク
・噛めない・食べられないことによる栄養状態の悪化
・痛みや不快感による生活の質（QOL）の低下
「歯の治療は元気なときだけ」というのは誤解で、身体が弱っているとき
こそ、口の健康が命を支えるのです。
🔳 訪問歯科でできる7つのこと
訪問歯科診療では、通常の歯科医院とほぼ同様の処置をおこなうことが
できます。
1. 口腔ケア（歯とお口の清掃・予防）
・歯や入れ歯の清掃、歯垢・歯石の除去
・歯周病予防(口腔ケア・歯周ポケットの洗浄)
・ご家族・介護スタッフへの口腔ケア指導
専門的口腔ケアは、見えない虫歯や歯周病の予防だけでなく、誤嚥性肺炎の
予防にもつながる重要な取り組みです。
2. 虫歯治療・抜歯
・初期の虫歯治療（削って詰め物）
・虫歯等による神経処置
・状況に応じた抜歯処置（主治医と連携）
症状の進行に応じて、その場で適切な治療や判断をおこないます。
全身疾患がある場合は、必要に応じて主治医と連携し、安全を最優先に対応
します。
3. 歯周病治療
・歯周ポケットの洗浄
・抗炎症薬の使用・塗布
・歯ぐきの健康維持・指導
歯周病は静かに進行するため、自覚症状が出にくく、高齢者の方ほど
定期的なチェックが重要です。
4. 入れ歯の調整・修理・作製
・痛い・合わない入れ歯の調整
・壊れた入れ歯の修理
・新規の入れ歯の作製
訪問診療では、「食べづらい」「噛めない」といったお悩みに寄り添い、
食べる喜びを取り戻すことを目指します。
5. 嚥下内視鏡検査（VE検査）＊食べ物や飲み物の飲み込み機能を評価
・誤嚥リスクを診断・指導
・食事形態や嚥下訓練の提案
嚥下（えんげ）障害のリスクを可視化できる「嚥下内視鏡検査」は、
誤嚥性肺炎の予防に直結する大切な取り組みです。
6. レントゲン撮影（ポータブル）
・ポータブルレントゲンで虫歯や歯の根(神経)の状態を確認。
より精度の高い診断が可能。
・ポータブルで小型なので訪問先のお部屋が手狭でも、安全に撮影でき
ます。
7. 歯科検診
・異変の早期発見・予防指導
「通院できない＝検診を受けられない」ではなく、訪問だからこそできる検診
の形があります。
✖ 訪問歯科でできないこと
・歯列矯正（ワイヤー矯正・インビザライン等）
・インプラント手術（CTや外科設備が必要）
・がんなどの口腔粘膜疾患の確定診断（生検が必要）
これらについては、適切な医療機関をご紹介し、提携医療機関も含めスムー
ズな連携を図ります。
🔳 訪問歯科は“人生の後半のかかりつけ医”
「食べられない」「痛みがある」「話しにくい」――。
そんなお悩みを抱えたまま過ごしている方は少なくありません。
訪問歯科診療は、歯の治療はもちろん、患者様に寄り添い、生活のスタイル
に合わせた診療を提供できます。
★ 通えない方にも、安心できる訪問歯科を。
お口の健康は、生活の質や命に直結する大切な要素。
お口のトラブルは、静かに進行します。
「まだ大丈夫」ではなく、「今、確認しておこう」が、ご本人の健康を
守る一歩になります。
アール歯科庄内通は、名古屋市および周辺で地域に根ざした歯科医療を
20年以上ご提供してきた専門チームです。
通院が難しくても、専門的なケアや治療をしっかり対応します。
「これって診てもらえる？」といったご相談も、お気軽にお問い合わせ
ください。
【ご相談・ご予約のお電話はこちらから】
✰アール歯科訪問専用
☎0120-118-307
✰アール歯科訪問パンフレットダウンロードはこちらから👇
【アール歯科LINE＠のお友だち追加は】
こちらのQRコードから。https://lin.ee/pG4BC9z
♥訪問歯科について詳しく知りたい方は、
アール歯科LINE@のＱ&Aをクリック！⇩
♥その他の情報を知りたい方は、
近道でここ⇩をクリック！
https://linktr.ee/rshika.dental
